こんにちは。
「365日毎日が出会い」
結婚相談所ゆいのはな代表・松本結花です。
今日は、婚活とは少し離れたお話を書かせてください。
私に新しい景色を見せてくれた女性が、先日亡くなりました。
私より5歳年上の女性でした。
情熱があり、まっすぐで、行動力のある人。
知らないうちに周りの人を巻き込んで、気づけば彼女のペースになってしまっている。
そんな不思議な力を持った人でした。
時にはその勢いに反発することもありました。
でも最後はいつも「わかった、その通りだよね」と納得してしまう。
そんな説得力を持った人でした。
彼女は、結婚相談所「ゆいのはな」の婚活コンシェルジュとしてもお手伝いくださっていました。
顔が広く、人と人をつなぐことがとても上手な人でした。
私にとっても、大きな存在でした。
彼女が入院してからは、私を含めた女性3人のグループで声をかけ合いながらお見舞いを続けていました。
それぞれが予定を調整しながら病院を訪れていました。
日に日に体は細くなり、言葉の力も弱くなっていきました。
それでも私は、なるべく明るく振る舞うことにしていました。
「来たよー。また顔見たくなっちゃったから」
手を握って、「また来るね」と言って帰る・・・、
そんなお見舞いを繰り返していました。
ある日、彼女が言いました。
「もう来なくていい」
少し厳しい顔でした。
「あなたの写真を壁に貼っておくから。もう来ないで」
私は思わず言いました。
「嫌だよ。来るよ。顔見たいから」
しばらく間があって、彼女はゆっくりと言いました。
「見てるから」
「いつも、見てるから」
「がんばれ」
あの言葉は、今も胸の中にあります。
お見舞いを続けていた私たちも、
だんだん心が追いつかなくなっていきました。
日に日に命の灯が小さくなっていく姿を間近で見ることが、
精神的にどれほど重いことなのか、身をもって感じていました。
そんな中、私は中耳炎で体調を崩し、物理的にお見舞いに行けなくなりました。
そして先週、彼女が亡くなったという知らせが届いたのです。
告別式には、彼女のお嬢様も参列されていました。
通夜の時からほんの少し距離を置いたところにいて、ずっと静かに泣いていました。
声を上げるわけでもなく、ただ涙が止まらない様子でした。
その姿を見ながら、私は改めて彼女のことを考えていました。
彼女は、娘さんがまだ小さい頃に離婚し、事情があって長く離れて暮らしていたそうです。
それでも、娘さんのことを思わない日はなかったのだと思います。
後になって私が知ったことですが、彼女は懸命に働き、お金を貯め続けていたそうです。
それは「娘に何かあった時、すぐ力になれるように」という、強い思いからでした。
母親というものは、どんな状況にあっても、やはり子どものことを一番に思っているのだと改めて感じました。

火葬が終わり、外に出たとき、空がとても穏やかでした。
明るく送り出せただろうか。これでよかったのだろうか、
そんなことを、自分に問いかけていました。
今でも時々、彼女の笑い声が聞こえてくる気がします。
「泣いてるの?」
あっけらかーんとした、あの声で。
人は、出会う人によって人生の景色が変わるのかもしれません。
彼女と出会ったことで、私はそれまで見えていなかった景色を見ることができました。
人と人のつながりが、どれだけ人の力になるか。それを、深いところで知りました。
縁を結ぶ仕事を続けていく理由が、また一つ、深くなりました。
きっと今も、
「ほら、前を向いて」
そんなふうに言いながら、見ていてくれる気がするからです。
結婚相談所ゆいのはな
代表 松本結花
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