こんにちは。
『365日毎日が出会い』
結婚相談所ゆいのはな代表松本結花です。
最近雨が続いて、洗濯物が溜まってしまっています。晴れが恋しいです。
さて、
我が家には、7歳のポメプーの女の子がいます。
彼女が家族になったのは、ある冬の日。病気で学校に行けなくなった長男が、「犬がいたら、朝早く起きて散歩に行ける気がする」とポツリとこぼしたのが始まりでした。
ペット未経験の夫も、息子の願いに心を動かされ、家族みんなで迎えた命。
最初は「大丈夫かな」と不安もありましたが、今ではこの子が、我が家の太陽です。
長男は元気を取り戻し、ワンコとのふれあいが癒しと活力になりました。
夫は出かけるたびに「お留守番させるのは、かわいそうで……」と躊躇するほどの溺愛ぶり。
でも、でもですよ、
実際のお世話は、ほとんど母である私の仕事です。それでも構いません。だって、家族の空気がこの子のおかげで優しくなったから。
喧嘩の空気を感じると、彼女は不安そうな顔で私たちの間にやってきます。
その姿を見ると、私たちはハッとします。「この子にこんな空気、見せたくない」と。
犬って、ただ癒してくれるだけじゃないんですよね。家族の“心のセンサー”なんです。
先日、仕事で知り合った友人の一人、40代後半の男性からこんな話を聞きました。笑顔が爽やかな彼は会社を経営していて仕事は順調、美人の奥様と結婚してから20年近くが経ちます。が、ご自身の仕事があまりに忙しく(それだけ収入も十分過ぎるほどある)奥様から愛想を尽かされているそう‥、修復したいと思ったものの時すでに遅し‥(女性は気持ちを決めたらほぼ翻すことはないのです)で、会話はゼロ。でも犬は飼っている。だから、
夫「〇〇ちゃん(愛犬の名前)あれどこいったのかな」
妻「〇〇ちゃん(愛犬の名前)それママが片付けたよ」
まるで翻訳機のように、犬を通してしか夫婦が会話をしない日々。
残念ながら、そのご夫婦は今、弁護士を立てて離婚に向けて話し合い中だそうです。
犬には罪がありません。ただ、“愛情があるように見える家庭”でも、“愛情を交わしていない夫婦”は、たくさんいるのです。
ペットは、夫婦の関係を癒し、深める存在になり得ます。
けれど、もともとの関係に愛情や思いやりがなければ、それは逆に、心の距離を際立たせてしまうこともあるのです。
だから私はいつもお伝えします。
「夫婦の会話を諦めないでください。感情を伝えることをやめないでください」と。
家族の形は様々。でも、愛を育む努力がある限り、きっとその関係は変わっていける。
それを、私たちはこの小さな愛犬から、日々教わっているのかもしれません。
皆様の婚活を応援しています。
一緒に進んで参りましょう。


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